約 125,774 件
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/232.html
姉とボイン 468 :名無したちの午後 :04/10/29 16 37 47 ID /EeeHN5i 姉とボインやったがズリはあってもコキはなし。 関連レス
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/8457.html
「皆さんごきげんよう。緋翠と申します」 東方projectの二次創作ボイスドラマ「クリスマス企画!2013」(通称:クッキー☆☆三期)で鈴仙・優曇華院・イナバを演じた声優、緋翠氏の通称。 クッキー☆及びクッキー☆☆については ニコニコ大百科 等を参照の事。 ローマ字のHISUIをTDN表記でHSI姉貴。翡翠ではなく緋翠と書く事に注意。「巷で噂の鎖国系女子」とも。 氏はクッキー☆とは無関係のボイスドラマ「古明地こいしのドキドキ☆鍋パーティ!」(通称:鍋☆)にて火焔猫燐も演じている。 イメージイラストは動画で使われた鈴仙のアイコン及びそこから派生した絵が使われる事が多い。 鈴仙との見分け方は、チャームポイントである七三分けで区別しよう。 + 本編 本編。通称新クリ 多数の動画を紡いで完成したMMD版 鍋☆本編。他のCVにも注目 鍋☆MMD版。投稿者に見覚えが…… クッキー☆界隈について最低限に述べると、風評被害を由来とした騒動の結果、「真夏の夜の淫夢」等と同様に、 その他カテゴリでMAD素材として使われるようになった一連の東方二次創作ボイスドラマ(参加者本人を含む)の事。 参加者に対する個人情報の発掘を始めとしたストーカー行為、動画にモデルを採用された事による東方MMD界隈への風評被害、 クッキー☆と無関係なボイスドラマへの侵略行為……等々、実害も計り知れない。 一方で音MADの題材としての優秀さや、ある種の好き放題が許される中で出鱈目に開発・無駄に洗練されていったキャラクタライズを武器に、 (言い方は悪いが)CV担当者に東方キャラの皮を被せて架空のオモチャにするという形の娯楽として定着していった。 要は「モラルを麻痺させて危ない橋を渡る」を地で行く界隈である。言うまでも無く蛇蝎の如く嫌う人も多い事は念頭に置いておきたい。 そんな中でHSI姉貴もとい緋翠氏はというと、ボイスドラマの他の参加者が格好の題材となっていく中、着目される事すら殆ど無かった。 そんな彼女が何故MUGEN入り出来る程にBB素材が出揃うまでになってしまったかと言えば、流行ったからとしか言いようが無い。 + 「空前のHSI姉貴ブーム」の軌跡 作中での棒読み演技や声優のリアル事情を風評被害のネタにしていく淫夢・クッキー☆(以下・淫ク☆)界隈において、 氏は演技も上手く、また本人に関連したネタも特に無かったため、当初は幸運にも空気扱いされていた。 ボイスドラマでの出番も端役だったのに加え、脚本が東方二次創作界隈でとうに風化していた座薬ネタだったのも一因か。 基本素材自体は作られていた まだ数合わせだった頃 後に大きく燃え上がる火種が生まれたのは2015年末、ボイスドラマ公開から実に2年後。 あり氏(あり兄貴)がHSI姉貴を推した動画の投稿を始め、更に自ら「月間HSI姉貴ランキング」を投稿。 案の定自分の動画でランキングを埋め尽くした挙句に一位は逃すという形で自虐エンターテイメント路線を確固とし、 以降も堅実にかつ淡々と済ませる事が多いランキング動画の枠に囚われない自由さを開拓し続ける。 氏の代表的な動画シリーズ。MTG店員 火吸いなのに火を吹くという一発ギャグで炎属性を決定付けた全ての元凶 出発点であり立役者 黎明期から続く人気シリーズ 3月には謎の派生キャラ「偽物だがいいやつそうなHSIさん」が誕生。 元は成りすましのアイコンだとか ランキングに乗る敷居の低さに惹かれたのか投稿動画数も9倍以上に増したと思いきや4月にはその1/4程度に縮小し、 誰が呼んだか「空前のHSI姉貴ブーム」も一瞬で鎮火したかと思われた5月末。 自己矛盾氏による淫ク☆のネタと掛け合わせた大作「メタル化HSIGB+使用例」により、界隈に激震が走る。 震源地にして多くのネタの集合地 投稿者による解説。映像作品への拘りが冴え渡る 間髪入れずに同氏により豊富かつ使いやすい形で音声素材と 画像素材 が配布された事もあり、 徐々に淫ク☆界隈中の猛者がHSI姉貴を題材にし始め、 ブームが「毎月一日に大作投稿してランキング一位取ってあり兄貴泣かそうぜ」のノリで本格的に燃え上がる。 同時に、HSI姉貴を出演させた動画の一般受け(ただしその他カテゴリに限る)が進んだ。 技術の無駄遣いによる生き生きとしたアニメ素材に加え、格段におかしな方面の素材が増え始めたのもこの頃。 炎エンチャント付きスターターパック あり兄貴の抜き所。触手とは一体…… 原作の原作再現。リョナ路線の開拓 バケモノ路線の誕生 耳が独立して自走を開始 ダンスが得意科目に それでも「メタル化HSI」を上回る勢いはそうそう生まれないだろうと思われていた中、 ボイス素材の開拓や巧みなBB素材によりHSI姉貴という偶像の魅力をストレートに生かし、 その他カテゴリを越えて普通にかわいいと評判を呼んだのが「チマタデウワサノ」である。 それでも傍から見れば「東方のガワを被った良く分からないジャンル」扱いなのは言うまでも無いが……。 その余韻も冷めやらぬ月末に追撃とばかりにフリースタイルクッキー☆が上がったのも印象深い。 ハートばっきゅん!緋翠氏本人視聴済み MADはどんな構成で作ってもいいんだ そんなこんなで、その他カテゴリで2016年にやたら生まれた「空前の○○ブーム」の中でもとびっきりの嘘から出た真になってしまった。 激動の2016年の淫ク☆界隈を語る上で欠かせない出来事の一つである。 そんな経緯もあってかHSI姉貴のキャラクタライズはかなり特殊で、他の主要なクッキー☆の登場人物とは異なる。 基本的に、クッキー☆キャラは原作の原作である東方Projectの設定は適用されておらず、中の人が主体となっているが、 ボイスドラマやリアルでの緋翠氏の言動や行動が出展の強烈な持ちネタというものがそもそも存在しない。 それどころかブームの最中の緋翠氏の新たな動向(生放送や配信など)もHSI姉貴ブームにおいて全く影響が無い。 そもそも前述のMTG(と十円玉)、実弾の銃、火吹き、偽者、メタル化といった各種ネタは全て後発であり、 それは餃子みたいなスカートを始めとしたイラストの顔以外の部分すらも例外ではない。 言わば一から十までがHSIファンによるゴリ押しの過程で好き勝手に捏造及び構成されてきた、才能の不法投棄から生まれた産物なのだ。 MUGENで言えばこの辺りに通じるものがあるだろうか。 「一周回って新参ホイホイ」「高度に発達したクッキー☆は東方と区別が付かない」とは視聴者の弁。 緋翠氏本人の手から勝手に巣立って突然変異した挙句、こうしてMUGEN界にすら余波が届く事となった。 どうしてイレギュラーは発生するんだろう? MMD化。動画説明主人公兄貴 得意技はパイルバンカー 偽物だが芸達者なHSIさん BB素材の墓場。ホラー路線もバッチリ 子供HSIなる派生も。偽物は名相方に 偽物、メタルHSI、子供HSI、乳児HSI、小悪魔HSI、HSIくん、その他も多数の出落ち派生キャラが存在し、 主題にしたBB劇場の影響から、いつしかまとめて「HSI一族」なるグループとして認識されていった。 たくさんいるよ。HSI姉貴だもの 乳児HSI。やべぇよ…やべぇよ… 中でも乳児HSIはブームのせいでクッキー☆厨すら躊躇う領域から本気の人を召喚してしまったと語り草になっている。 一族といいつつメタルや落書きと血縁関係があるわけないだろというツッコミを入れたくなるが、 ブームの着火剤となった動画の世界観からして独特で、かつ界隈の設定の奔放さは周知な所なので、特に気にする人はいない。 まあMUGENストーリーの職務放棄っぷりも良い勝負だからねぇ…… 他にもクッキー☆キャラが複数人まとめて扱われる例はあるものの、いずれもアバターこと演じた元キャラが同じで別々の動画が出身であるという点で異なる。加えて、他のキャラクターが強烈な持ちネタをBB劇場内で表情差分や変身形態として使用する事が多いのに対し、 HSI姉貴の場合は集約せずに個々に人格を持たせる事が多いという、声優とキャラクターのどちらに重きを置くかという作風の違いも大きいと思われる (例えるならば鬼巫女をキレた霊夢として登場させるか、霊夢とは別の絶対的な力を持つ赤黒き巫女として登場させるかの違い)。 その軌跡は「炎上騒動や注目を集める事件が無かった声優でも、面白さを引き出したMAD動画やランキングで1から流行を作れる」というクッキー☆界のモデルケースとなり、 JOKER姉貴や『チョコレート☆ハート』勢(主に長い間殆ど題材に取り上げられる事の無かったキャラ達)といった後続を生む事となる。 それと同時に、棒読み演技や声優のリアル事情といった要素を入れる必要性が当初より薄れ、 普通に可愛いキャラクターに各々が好きに設定を盛り込むという文化が動画で多く見られるようになった先駆けとも言える。 アバター画像も元々東方界隈で有名な絵師のアイコンだっただけあり評判は良く、 他のクッキー☆キャラを同様の画風で再現する試み に発展し、 新クリ風あるいはHSI風と呼ばれた。風評被害ここに極まれり HSI姉貴ブーム自体も、一年経って開拓地である「月間HSI姉貴ランキング」及び「銃を撃つHSIとRRM」の完結、 そして「新HSI島」の総合ランキング一位到達により行き着く所まで行ってしまった事でようやく落ち着きを見せる。 といってもブーム以前のように廃れた訳ではなく、名実共にクッキー☆の主要キャラクターの一人として定着していった。 BB女優の名は伊達じゃない 要注意ネタはあれどプロ顔負けの作品 常識人ポジションで新世代とも交流が深い 跡地 結局よく分からないという人は、 「七三分けの鈴仙が火を吹いたりメタリックになったり、落書きや実写の男性や同じ顔の子供と一緒にいた場合は警戒すべき」 程度の認識で構わない。 「メテオストリームビッグバーン!」 MUGENにおけるHSI姉貴 原作再現仕様の美鈴やエルザ、アレンジ仕様の楼座などを製作したBRI兄貴barai氏のものが存在。 統一規格を基に作られた多数のBB素材を利用している他、氏が追加した動作も入っている。 当然ながら、黄昏ドット基準や東方七頭身といった他のどの手描きの東方キャラとも画風が異なる。 CVは言わずもがな緋翠氏のものを使用。クッキー☆の動画群と同様、ボイスドラマの台詞よりもこえ部由来の音声の方が多め。 既存の鈴仙の改変キャラの声がウザんげ、ホル・ホース、レイ+世紀末勢、デッドプールという顔ぶれな事を考えると、 むしろMUGENで鈴仙に初めてまともなボイスが付いたと言えなくもない。 HSI姉貴を鈴仙にカウントして良いのか等の異論は受け付ける。 仕様は『GUILTY GEAR』ベースで、『Xrd』で登場したシステムをMUGENで初めて搭載しており、 スローになるロマンキャンセルやバースト覚醒必殺技、横方向に飛ばすダストアタックからブリッツシールドまでも使用可能。 BB素材を由来とした各種通常動作で一瞬コスプレしたりバラバラな武器を使ったりと見ていて飽きない。 火炎放射を除く必殺技が構え技なのも特徴で、エルフェルト=バレンタインのそれと同じ性能の銃撃 「missコンフィールを構える」「missトラヴァイエを構える」に加えてまんまスレイヤーの「ダンディステップ」な技もあり、 それぞれの豊富な派生技を使い分ける必要があるテクニカルキャラの一面を持つ。 他にもバットスイングなダストアタックにアニメのカットイン付きの「デッドオンタイム」 (これもスレイヤーの技)など、総じてパッと見からはまず想像出来ない技が並ぶ。 うどんげ要素は皆無と思いきや、前後ダッシュのグレイズに加えて原作の原作の6A(スーパーうどんげパンチ)やJ6A、2Cを模した動作も。 生薬「国士無双の薬」は自分に注射するBB素材のせいでクスリ表記になってしまっている。 使う度に攻撃力が上昇するが、4回以上使用すると元ネタ通り自爆……どころか自分だけ即死する。 死亡後の演出の元ネタは、2016年の後期にその他カテゴリでやたら流行った「 ゆうさく注意喚起シリーズ 」。 MUGEN入りには気をつけよう!というかこっちもMUGEN入りしている。 一撃必殺技は深秘録より「*もうお前は狂っている!*」を採用。演出は元ネタ準拠。 外部AIはホルン氏によるものが公開中。 火炎放射や銃撃による牽制が強く、また迂闊な飛び道具にはグレイズから手痛い反撃を浴びせられるため、距離を問わない立ち回りを見せる。 また、2017年8月21日の更新により、本体にも上記ホルン氏のAI(2017年3月24日版)を改変したものがおまけとして同梱されている。 barai氏曰く「急造につき動作が保障出来ないので、あくまでも繋ぎ程度でご使用ください」との事。 何故か毎回開幕直後にパイルバンカーをぶっぱしてくるが、気にするな! 紹介動画 「システム起動。戦闘を開始します」 出場大会 狂_100 超平等!大体10割前後ワンチャン大会2 集大成!強ランク1R先取即席タッグサバイバル 2on1 クレイジーハント 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 第3回 カオス山盛りタッグBATTLE 第二次東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 TAG TEAM WARS 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 更新停止中 きゅんっ!乙女達のランセレバトル ぷらす 最後に、風評被害を受けた関係者への突撃等の行為は厳禁である……と本来は述べるべき所だが、 クッキー☆界隈はむしろそういった行為を起源としているという点で、忌み嫌われても仕方の無い理由がある。 例えば、アイコンの元絵はHSI姉貴ブームどころかそれ以前に諸事情で配布を終了している。 前述の通りHSI姉貴というカテゴリは例外的に原作や本人との関連が薄いとはいえ、 それをふまえて楽しむならこっそりと、身内ネタが通じる範囲に留められたし。 繰り返すが、HSI姉貴もとい緋翠氏は実在の人物である。
https://w.atwiki.jp/hakushinvt/pages/127.html
SKR姉貴 (さくら・あねき) スカーレット伯 立教の館の当主。領地運営や戦闘指揮などあらゆる面での才能を持つが、そのことを鼻にかけず、臣民の意見を最大限尊重することを第一とする。しかし結局のところ部下に任せるよりも自ら指揮を取った方がうまくいくことの方が多く、そのことに辟易している。自由主義・民主政治・啓蒙思想といったものに個人的な憧れがあり、マリナーズ傭兵団や革命企画といった民衆による勢力に自らが倒されることも悪くないと考えたが、貴族である限り家臣や領民のために最善を尽くすべきであるという信念から武器を取った。マリナーズとの戦いの中では、領内の財政を保つために常備軍の規模を抑えていたことが仇となって徐々に形勢が不利になり、最終的には降伏。その際領民たちの懇願により、立教の館周辺に限られたごく狭い範囲ではあるものの、一部の所領が安堵された。戦乱の終結後には領内での身分の開放を宣言。「名門貴族」としてのスカーレット家はそこで終わることとなったが、一方で彼女は造船業や海上保険業の経営に着手し、そこでも才能を発揮し一財を成す。スカーレット家は、自由経済の中で生きる大商人の一門として続いていくこととなった。 台詞 雇用時:「それじゃ、揃ったところで始めましょうか。」 死亡時:「遠慮しておくわ。」 必殺スキル使用時 士気向上(攻撃):「どんな命令にしてやろうかしら?」 戦闘ボイス + 前進時 「ようこそ。」 「ちょうどいいところに来たわね。」 「人数がいればもっと楽しいわ。」 + 互角、優勢時 「あら、もう帰ってしまうの?」 「あら、これでも十分抑えたつもりなのだけれど?」 「それとも、私の足を舐める方がいいかしら?」 「もっと私を楽しませてくれると思ったのに……。」 「全く、甘えん坊ね。」 + 劣勢時 「ようこそ。」 「ちょうどいいところに来たわね。」 「人数がいればもっと楽しいわ。」 「小細工は一切なしだから。」 「何があっても文句は言わせないから。」 「そうね。」 「面白いのにしなさいよ。」 「どんな命令にしてやろうかしら?」 「だんぷんかん、ディープキスをしなさい。」 「刺激的になっていいでしょ?」 「弾幕ごっこが$始まっちゃったわね……。」 迎撃タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 RMLA役クッキー☆声優 1200 100 61 51 55 60 50 5 15 飛行 160 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 15 RMLA役アマチュア声優 2040 100 112 96 97 60 64 19 15 飛行 170 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 25 ツェペシュの幼き末裔(大嘘) 2640 100 150 129 127 60 74 29 15 飛行 180 0 歩兵 600 クッキー☆族 女性 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 +1 -1 0 -1 -2 -2 迎撃系 0 0 0 +2 0 0 -1 衝突系 +3 +2 0 +2 +2 その他 +2 +1 0 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 無双乱舞(長柄属性) 攻撃×100%(2回)(範囲大)魔力×20%(範囲大) 接敵 長柄 80% ノックバック(歩兵にも効く) ダッシュ (400) 150% 60 移動技使用後ダッシュ系スキル使用不能(3回分) グングニルの槍 攻撃×100%(2回)魔力×10%(2回) 200 長柄 90% クイックショット(闇属性) LS 攻撃×85%魔力×10%(2回) 500 闇 100% 0 接敵時使用不能 キュア 状態異常回復 400 補助 100% 0 接敵時使用不能使用後、同スキル使用不能(期間:通常のスキル3回分) 士気向上(攻撃) 攻撃力強化(最大限) 5000(範囲内味方全員) 補助 100% 0 必殺技使用後、同スキル使用不能(3回分) 整列"迅速な" LS 固定値50(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 攻撃力アップ 攻撃+10% 防御力アップ 防御+10% 移動アップ 移動+20 耐性アップ 近接耐性+1 耐性アップ 矢耐性+1 耐性アップ 光耐性+2 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 魔力攻撃耐性 魔力耐性+1 基礎強化(移動) 15~24 移動力+10 基礎強化(攻撃) 15~24 攻撃+5 基礎強化(移動) 25 移動+20 基礎強化(攻撃) 25 攻撃+10 雇用 雇用可能兵科 RMLA役クッキー☆声優系 帝国歩兵系 帝国槍兵系 帝国弓兵系 帝国銃兵系 帝国照術師系 帝国地術師系 帝国空術師系 帝国衛生兵系 帝国口寄師系 PCLI役クッキー☆声優系 893役クッキー☆声優系 人材雇用 雇用元:*KNN姉貴 *TIS姉貴 雇用先:AIK姉貴 原発姉貴 KRKNTN姉貴 MCT姉貴 立教トリオ りゅーが姉貴 超早口おばさん 釣りキチおばさん *TIS姉貴 ランシナ勢力名 スカーレット伯領 雇用費 ランダムシナリオ 2000 ひとくちランシナ 2500 考察 立教の館のマスター人材。 非常に高い攻撃力を持つ上に、士気向上でさらに殲滅力が上昇する強力なアタッカー。HP・防御力も高めで耐性も弱点が少なく優秀、移動も素早く、部隊前衛での壁役から遊撃までこなせる万能人材。 長柄属性の無双乱舞を習得しているため多数相手にも強い。積極的に前に出して敵を蹴散らしてもらい、体力が低くなって来たら一旦下がってクイックショットで凌ごう。 部隊スキルは攻撃・防御・移動アップと、複数の耐性上昇スキルを持つ。遊撃として運用する場合は、足並みを揃える意味でもRMLA役クッキー☆声優一択になるだろう。飛行移動を付与しないので、その他の兵科ではSKR本人についていくのが困難となる。 部隊前衛で壁役として使うなら帝国歩兵が安上がりで使いやすい。耐性UPのお陰で歩兵同士の殴りあいに強くなれるのがポイント。敵の騎兵はSKRか、他のRMLA役部隊で処理しておこう。 キャラ解説 現スカーレット伯である立教の館の主。名ばかり公爵のUDKとは違い、名門貴族として健全な領地運営を続けてきた実績と実力を持ち、戦術指揮から経済活動までどの分野においても非凡な才を持つ完璧人間。他人の意見を最大限尊重するようにしているが、周囲にいるのがシスコンの妹や変態メイド、無能という有り様なので、「結局自分で決めた方が上手くいく」という事に思い悩んでいる。 マリナーズ傭兵団に降伏後は、空前のブームにおいて反乱鎮圧に赴くなど全面的に協力している様子。 元ネタ SKR姉貴: クッキー☆☆2期のRMLA役声優。日本語表記では彼方さくら。 UDK役声優やKNN姉貴とかがなんかほしいものがあった時にとりあえず集りにいく近所の豪邸の主である。原作の原作で、すで倒された関係からかKNN姉貴たちの横暴な振る舞いにも眉一つ動かさず対応していた。立教の館こと紅魔館のメンバーは当時の原作の原作において最も人気のある勢力で、あらゆる二次創作で引っ張りだこの存在であった。クッキー☆シリーズでもその人気にあやかってか、とりあえず脚本や展開に困ったら彼女たちのところへ向かえというのが暗黙知とされていた。SKIZ兄貴はそのような安易な展開を好まなかったようで、できるだけ原作の原作で見せたカリスマ性溢れる領主の再現に腐心している。SKR姉貴の声質もその願いに応えるもので、威厳のあるロリ声という難しい注文をこなせるのは、他はYMN姉貴と原発姉貴(もともとロリ声のほうが得意)位ではないだろうか。クッキー声優としては珍しく既婚者で、既に一児の母であった。しかしその子の写真を無断転載され、あまつさえ野獣先輩とコラージュするといった暴挙に怒りを抑えられず、2ちゃんのクッキー民に苦情を申し入れた後に姿を消した。その際に発した「私は馬鹿ですよ。こんな企画に参加しなければよかった。本当に後悔しています。 」が我々に確認できる彼女の最後の言葉となっている。 コメント まぁ本編マリナーズでは雇用出来ないんですけどね、初見さん -- 名無しさん (2020-07-22 22 03 32) ↑これほんと「え?」ってなったわ ク☆界のアイドルま●ながク☆関連キャラで雇えないの謎謎の謎(んぬえ) -- 名無しさん (2020-08-04 18 02 03) なんででりさくらじゃないんだ -- 名無しさん (2020-08-24 20 37 09) でりさくらはドットの表現が難しいんでしょ(適当) -- 名無しさん (2021-08-24 14 42 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/k0ushitumadwiki/pages/14.html
BIKD姉貴 名称 BIKD姉貴(ばいこくどあねき) 素材 天皇を嫌っている人間。なので素材となった。 Twitterアカウントがあったが凍結された為今はない。(2020年5月26日当時)
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1040.html
501 姉と弟。1 sage 2010/04/19(月) 23 47 17 ID Kaw9ZtDj 「姉貴!また勝手に俺の部屋を漁っただろ!?」 先月から高校生になった少年――氷川太郎は、姉の氷川舞に詰め寄る。 それを受け、舞は平然とした顔で、 「え?それがどうかしたの?」 と言った。 その返答に苛立ちを増した太郎は、先ほどよりも声を大きくする。 「姉貴と同じ高校に入ったら、もうこんなことはやめるって約束しただろ!」 それに対し、理解できないといった顔で舞。 「……タローちゃんが高校生になったからこそ、だからこそ、お姉ちゃんはむしろ今までよりも厳しくタローちゃんを見守らなくちゃいけないのよ」 そして大人が子供に言い聞かせるように、 「タローちゃんにはまだよくわからないかも知れないけれど、世の中は危険な誘惑でいっぱいなのよ。お姉ちゃんはタローちゃんをそんな誘惑から守っているの」 言い終わると舞は太郎の頭を優しく撫で始めた。 ちなみに舞は高校二年生で太郎と年は一つしか違わない。 更に身長差もかなりなもので、太郎の179cmに対して舞は148cmしかないのである。 なので、軽くつま先を立て精一杯腕を伸ばし太郎の頭を撫でる童顔の舞は、おしゃまな小学生にしか見えない。 「や、やめろよなっ!いつまでも俺の事を子供扱いすんなっ!」 太郎は声を荒げると踵を返し、自分の部屋のドアを開けその中へと消えていってしまう。 「タローちゃん……」 哀しげな声が舞の口から漏れた。 小学生の頃、舞はこんなに可愛い弟がいる自分はなんて恵まれた人間なのだろうかと思っていた。 舞はいつもどこへ行くにも太郎を連れて歩き、太郎もそれを喜んでいた。 しかし舞が中学にあがり太郎と学校が離れると、自然と二人の心の距離も離れた。少なくとも舞はそう感じていた。 なので舞はその分を埋め合わせる為に家では出来る限り太郎と触れあう事にする。 具体的には、まず、毎日必ず一緒にお風呂に入るようにした(今までは週に2、3回程度だった)。 次に、それまでは別々だった子供部屋をひとつにする事を両親に提案した。 それは弟の非行防止にもなるし、勉強も私が教えるからと。 弟はイマイチ納得していないようだったが無理やりに押し切った。 そうこうしている内に太郎も小学校を卒業する。舞は『あぁ、やっとまたあの頃に戻れる』そう思い歓喜した。 しかし、その喜びも長くは続かない。 ――太郎の身長が急激に伸び始めたのだ。 すぐに、背の低い舞は太郎に身長を抜かれた。それでも最初、舞はその変化を歓迎していた。 『タローちゃんは私の為に男らしくなっていってるんだ!』 だがそれも舞が中学三年、太郎が中学二年の秋までだった。 舞は、学校の廊下で並んで歩く太郎とおそらくはクラスメイトであろう女を見てしまった。 ただ、弟が、私以外の女と歩いている。その事実だけでも許せない、許してはいけない。 だけどそれだけではない。 弟とその女の身長差だ。 当時の太郎の身長は170cm、横に並んだ女は約160cm。 自分と。舞と並んでいる時とは何かが違っていた。 ――そう、まるで二人がお似合いの彼氏彼女であるかのように見えたのだ。 502 姉と弟。2 sage 2010/04/19(月) 23 49 17 ID Kaw9ZtDj 舞は自分をこんなに小さく産んだ両親を心の底から怨んだ。 いくら太郎という素敵な弟を作ってくれたからといって帳消しになりはしない。 こうして舞は、心の中で両親に感謝をする事をやめた。 そんな舞も高校生となり、またもや弟とは離ればなれに。 ――この頃から舞は、太郎の抜けた体毛、血をふいた紙、切った爪などの収集を始める。 白い体液も手に入れたかったが、同じ部屋を使っていることがあだとなり、それは叶わなかった。 太郎の痕跡をポケットに忍ばせ堪える高校生活、そんな時分、太郎は舞の想像を超えた暴挙に出る。 なんと太郎は、舞とは違う高校に行きたいなどと到底舞には理解できない事を言い始めたのだ。 これには舞も驚き、怒り狂った(それを表情に出すことは無かったが)。 愛し合っている二人が特に理由もなく、別々の場所に通う必要は無いはずなのだ。 表面上は冷静に、しかししつこく同じ高校に行くよう諭す舞についには折れた太郎は、その代わりにと三つの条件を舞に出す。 一つ、部屋を別々に戻すこと。 二つ、部屋に自分の許可なく入らないこと。 三つ、人の入浴中、浴室に侵入してこないこと。 舞はそれらの条件を即座に呑んだ。 初めから守る気などはさらさら無かったが……。 ――そして太郎は舞と同じ高校に通い始めた。 太郎が怒って部屋に閉じこもってしまいやることが無くなった舞は、夕食までの時間を自分の部屋で『タローちゃんグッズ』を眺めながら過ごすことにした。 「ふふ、別々の部屋なのは寂しいけど、タローちゃんのこのお汁が手に入るようになったのは棚ぼただったな」 呟きながら手に持ったカピカピの紙を鼻に近づけ、スーッと深くその香りを吸い込む。 「あぁ……、タローちゃんの匂い……、素敵……」 何度も何度も嗅ぎ続けていると、下半身がピリピリと痺れたような感じになる。 だが、彼女はオナニーをしない。 自分の何もかもを太郎の為に取っておきたかったからだ。 今後、たとえオナニーをするとしても、それは太郎に「俺に見せつけるようにオナニーしろ」と言われた時だけ。 そう決めていた。 精液の付着したティッシュを心ゆくまで堪能した舞は、それを大切そうに密封式の透明な袋に入れると次に太郎の爪の入った小瓶を取り出す。 蓋を外し、手の平に小瓶の中の爪をいくつか取り出すと、まずは親指の腹でその感触を楽しむ。 舞は、太郎の足の親指の爪が特に気に入っていた。 その大きさ、ザラザラとした固い感触、独特で深く乾いたような匂い……。 これらの爪には太郎の古くなって切り離された魂の一部が宿っているのだと舞は考えていた。 半年前の爪だから、半年前の魂の一部が。 「つまり過去のタローちゃんが私の手の平の上にいるのと同じことなんだよね……、こうして、いつまでも変わらずに私と……」 この上ない安らぎを感じる。 「そういえば、タローちゃんの集めてた漫画で似たような事をしている人がいたっけ」 あちらは自分自身の爪だという違いはあったが。 彼も、私のように過去を懐かしみながらその爪を口に含んだりはしたのだろうか? 舌でさんざんなめ転がし、前歯で軽く噛んだことは? 唾液とあわさる事によってより濃厚になった匂いを嗅いだことは? ……あの漫画が、舞は何故か無性に読みたくなっていた。 503 姉と弟。3 sage 2010/04/19(月) 23 51 45 ID Kaw9ZtDj 舞、太郎、母親三人での夕食が終わると、すぐに太郎は自分の部屋に戻っていった。 「ねぇ、舞。また太郎と喧嘩でもしたの?太郎、何か機嫌悪そうだったけど」 母親は二階にある太郎の部屋のあたりを見つめながら尋ねた。 「ううん。別に、喧嘩なんてしてないよ」 この馬鹿は突然何を言い出すかと思えば私とタローちゃんが喧嘩をした?喧嘩をしたかだって? それに『また』?『また』と言ったのかこの女は。 タローちゃんが本当は照れているだけだということがわからないのだろうか?……まぁ、わかっていないんだろうな。 所詮は『結婚』なんてイカレた事をした惨めな売女だ。頭蓋の中に四十過ぎのおっさんの汚い精液が詰まっているのだ。 「そう、それなら良いけど」 母親は立ち上がると、テーブルの上に置かれた食器を流しに持って行く。 「あ、お母さん、私も手伝うよ」 舞は母親が一度には持ちきれなかった食器などを手に取りながら腰を上げた。 洗い物を済ませ、浴槽に湯を張ると舞は階段を上り太郎の部屋のドアをノックした。 「タローちゃん、お風呂沸いたよー」 「あー、わかったぁー」と太郎。 少しの間をおき、 「ちょっとさ、部屋、入っても良いかな?」 舞はそう言うと太郎から返事をもらう前にドアを開けた。 「おまっ、俺は入って良いなんて言ってないぞ!」 「ああ、うん、でも良いんでしょ?」 「全っ然、良くない!」 「見られて困るものでもあるの?」 「別にないけど、これはプライバシーの問題だから!」 「プライバシーの意味は?」 「……確かあれだろ、自分の私生活を守る権利とかそんな感じだろ」 「お姉ちゃんが部屋に入るとタローちゃんの私生活は脅かされるの?」 「……いや、何もそこまで言うつもりはないけどさ」 「じゃあプライバシーの問題じゃないじゃん」 太郎の顔が苦虫を噛み潰したそれになる。 「と、とにかく、勝手に人の部屋に入るのはやめてくれよ」 「入る前に確認はしたはずだよ?」 「だから入って良いとは言ってなかっただろ!」 「そんなにお姉ちゃんが部屋に入ると都合が悪いの?」 「そこまでは言ってないってさっきも言っただろ!」 「ならなんで入っちゃダメなの?」 「入るなとは言ってない!俺が許可してからにしろって言ってるんだ!」 「わかった、じゃあ許可して」 「だーかーらー、入ってから言っても遅いんだって!」 「だったらお姉ちゃんはどうすればタローちゃんの部屋に入れるの?」 「何度も言わせんなっ!俺が入れと言ったら入れ!」 「わかった、入れって言って」 太郎は頭を滅茶苦茶にかきむしる。 「あーーーー!もういいよ!入れ入れ!」 504 姉と弟。4 sage 2010/04/19(月) 23 56 37 ID Kaw9ZtDj 「うん、入りました!」 満面の笑みで舞。 「……はいはい、それで何の用?」 呆れ顔で太郎。 「ちょっとタローちゃんの漫画読ませてもらおうかなぁーって」 「漫画ってどの漫画?」 「ほら、前にタローちゃんが『最悪なんだけど格好良い敵役が出てくる』とか何とか言ってお姉ちゃんに読ませてくれたのがあったでしょ?」 「あぁ、……でもあの漫画、絵が気持ち悪いからあまり好きじゃないって言ってなかったっけ?」 「うん、そうなんだけど、何だか急に読みたくなっちゃって」 「まぁ、それは良いけど、前に読ませたのはそいつが出てくる四部の途中からだったよな?今回は最初から読む?」 「四部って?」 「あれは一部二部三部四部って主人公を替えながら続いてんの」 「へぇ、そうなんだ。ああ、でも別に最初からは読まなくて良いの、タローちゃんの言ってたキャラが気になるだけだから」 「……ん。じゃあ少し待ってろ」 部屋のクローゼットを開き、中の衣装ケースに詰めた漫画本数冊を取り出しパラパラとページを捲る太郎。 「あー、ここからだな。でっと……」 更に数冊を確認し、計12冊の漫画本を床の上に積み上げた。 「え?こんなにあるの?」 「あるよ」 「四部の途中からなんだよね?」 「そうだよ」 「無駄に多くない?」 「いや、多いけど面白いから無駄ではないよ」 「はぁ……、ま、いいや。じゃあ借りてくね」 「おお、別に急いで返さなくても良いからな」 「はーーい」 部屋から出て行こうとしている舞の後ろ姿を眺める太郎。 「……姉貴が少年漫画ねぇ……」 小さく呟く、すると、 「ん?何か言った?タローちゃん」 舞は閉じかかったドアの隙間から顔を覗かせる。 「いや、特に何でもないよ」 「……そう?」 舞が出て行くと、今は完全に閉じられたドアを見つめながら、これまた小さく太郎が呟いた。 「……やっぱ、可愛いよなぁ、姉貴」 太郎は幼い頃からいつも一緒にいて頼れる姉の舞に強い憧れを抱いていた。 端的にいえば『好き』だった。 しかし、当時それはあくまでも肉親としての『好き』であり、姉を異性として見るような事はなかった。 ――太郎が中学にあがり、舞の身長を追い越すまでは。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37022.html
登録日:2017/06/08 Thu 21 20 08 更新日:2024/09/18 Wed 10 31 12NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 姉なるもの おねショタ ぽち小屋 まさかのアニメ化! アニメ化 ウ=ス異本 クトゥルフ神話 クトゥルー神話 千の仔を孕みし森の黒山羊 島﨑信長 萌えクトゥルフ 飯田ぽち。 姉が欲しいのか、姉になりたいのか。『姉なるもの』は姉という概念と向き合う物語ですね 単行本第1巻、コトヤマ氏による帯コメント こんなお姉ちゃんがいたら僕はもう……!SAN値なんかいらない!! 単行本第2巻、島﨑信長氏による帯コメント 不穏を日常で包み隠す、共依存という名の怪物。それは邪なる気紛れか、あるいは真実の愛か 単行本第3巻、マフィア梶田氏による帯コメント 僕のお姉ちゃんは、悪魔だ。 『姉なるもの』は飯田ぽち。による成人向け同人誌、およびそれを基にした一般向け漫画作品。 成人向け同人誌は既刊11巻(+番外4巻、総集編3巻)、一般向け漫画の単行本は電撃コミックスNEXTより既刊6巻。 2015年夏のコミックマーケットでの発売以降クトゥルフ系おねショタ作品として話題になり、2016年より『電撃G’sコミック』にて連載開始。 人気が爆発して千夜姉の弟志願者が続出した。2巻帯にコメントを寄せた某ノッブもその一人である。 コミックウォーカーの方でも1話と最新話を無料配信しているので気になる方はチェックしてみよう。 twitter『姉なるもの』公式アカウントでも連載版が無料公開されている。 『電撃G'sコミック』2018年11月号付録として撮り下ろしのボイスドラマコレクションも発表された。 なお、一般誌で連載が始まってからも、コミケにて成年向け同人誌の方の新刊も毎回頒布されている。 2020年にはOVA媒体でのアニメ化が発表されたが、時勢柄もあってか2023年になっても続報の類は出なかったため立ち消えになったと思われる。 かつては幼女の姿をした魔導書と共に巨大ロボを駆って邪神に立ち向かったり、 押し掛け女房な邪神に萌えたりした末にお姉ちゃんな邪神に甘えたがる極東のオタク達の姿に今は亡き御大は何を想うのだろうか… 【あらすじ】 両親を失った少年、夕(ゆう)はおじの家の蔵の中で魔法陣を発見する 突如そこから現れた一人の美女。彼女は夕に問いかけた おしえて。あなたの願い事はなあに? そして夕は答えた ぼくの家族に――お姉ちゃんになってください それは人生の一時期、今でも思い出される『姉』と過ごした日々の物語―― 【登場人物】 CVはボイスドラマのもの。 夕(CV:田村睦心) 主人公兼ショタ枠。五歳の頃に両親を事故で亡くしている。 以降は親戚に引き取られたが、人外の存在が視える体質であった事から気味悪がられ、親戚中をたらい回しにされている。 その事もあってか年齢の割に落ち着いているが、雷が苦手だったりと年相応な面も。 現在はおじの涼に引き取られていたが、彼が入院した後に蔵に入った事で千夜と出会い共同生活を始める。 積極的に密着してくる千夜に赤面させられることもしばしば。 ちなみに身長は152cm。 千夜(CV:堀江由衣) 本作のヒロイン兼お姉ちゃん枠。 自称【千の仔孕む森の黒山羊】。あるいは神、あるいは悪魔。 正体はおそらくヤバイ神格トップクラスのシュブ=ニグラスか。 夕の目の前で召喚され、彼の願い事に応えて「お姉ちゃん」になった。 夕との同居を始めてからは過保護気味なお姉ちゃんとして暮らしながら、少しずつ人間世界の常識を学んでいっている。 基本的な外見は絶世の美女だが、頭からは山羊のような角が生え、髪は触手で脚先には蹄がある、首に巻かれたマフラーの下には無数の眼球が見え隠れする等細部は異なる。 ただし、完全な人間の姿にも簡単に変身できる。 コスプレには積極的だが、実年齢が凄まじいのでフリフリの付いたロリータ衣装は恥ずかしいらしい。 同人誌版と連載版ではデザインが若干異なっている(具体的には胸元の眼球の有無)。 同人誌第1巻掲載の設定画では(蹄を含んで)身長168cmほどとされているが、これは初期設定とのことで、 現行はヒト形態で172cm、悪魔形態で180cmくらいのイメージで描かれている模様。 ちなみに契約の対価は精液。 蓮沼涼(CV:手塚ヒロミチ) 夕の母の従弟。 フルネームが判明したのは第23夜と結構後であり、それまでは作中でも「おじさん」とだけ呼ばれていた。 広い家に一人で住んでおり、夕を引き取ってからも必要最低限の会話しかしてこなかったが、逆に夕に対して露骨な嫌悪感を示したりすることもなかった。 いつも蔵にこもっており、夕には立ち入る事を禁じていた。 SAN値が下がりすぎたのか物語開始時点では入院しており、錯乱がひどい様子。 第28夜ラストにて陽の誘いによって眠りから覚め、退院。夕たちの元に一時合流することに。 陽(ハル) 夕の前に登場現れた謎の少女。夕と彼の叔父曰く、母親の面影があるらしい。 常に飄々とした態度を取っており、「邪神( あくま )はあくまで邪神( あくま )であるべき」と説いて夕にちょっかいを出そうとするが…… 正体は恐らくクトゥルフ神話でもお馴染みのわんこ。 追記・修正は邪神の弟になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] お疲れ様です!千夜お姉ちゃんはもちろんとして、健気な夕くんも素晴らしいですよね。 -- 名無しさん (2017-06-08 21 34 04) 夕くんが「お姉ちゃんと過ごした時間」は短い、って前置きがどうなるか気になる…千夜さんは居なくなるのか、それとも別の形で一緒になるのか -- 名無しさん (2017-06-08 21 41 28) だがしかしのコトヤマ先生が絶賛だって!? -- 名無しさん (2017-06-08 21 51 28) ほのぼのしてる(たまにエロいけど)がモノローグが不穏だなあ。千夜姉って山羊角生えてる時は瞳孔が横になる感じかね? -- 名無しさん (2017-06-08 22 07 27) 千夜お姉ちゃんが可愛いくてセクシーなのに加えて、夕くんの感じている顔も可愛いくてエロい -- 名無しさん (2017-06-08 22 16 46) 姉じゃなくて恋人になる説が好き。でもクトゥルーだし不穏な空気はそこら中にあるから波乱もいくつかありそうなんだよなぁ… -- 名無しさん (2017-06-08 23 07 56) 確実なのはおじさんが退院したら時だろうね。というかおじさんは倉でいったいなにをしてたんだろう…。あと1話の形容しがたいモノは千夜姉にどうされたのか。 -- 名無しさん (2017-06-08 23 21 47) 触手耳掻きが別の物にしか見えない…夕の表情のせいもあるだろうが -- 名無しさん (2017-06-08 23 48 13) ついに項目きちゃったか。全年齢版だとモノローグで不穏が見え隠れしてるのが気になるなぁ。 -- 名無しさん (2017-06-09 13 33 47) 親なるもの断崖かと思った -- 名無しさん (2017-06-09 14 04 23) やはり、おねショタは純心と淫乱の共演が最高や。 -- 名無しさん (2017-06-09 21 59 30) ネクロノミコンを擬人化させたりニャルラトホテプを美少女化させただけでも十分アレなのに、創生神の一角を姉にするという変態国家JAPANの業の深さ。こんな時どんな顔をすればいいのかわからないの・・・(;´・ω・) -- 名無しさん (2017-06-09 23 00 08) 千夜さんのような姉に甘えたい。 -- 名無しさん (2017-06-10 00 48 21) けど、御大は「何でもあり」の人だからなあ。笑って受け入れるかも知れないね。。 -- 名無しさん (2017-06-10 02 23 39) オリジンもとい同人版でひたすらおねショタのキャッキャウフフに悶えるも良し、一般版で夕くんの境遇と千夜お姉ちゃんの優しさにしっとりするも良し。……でもやっぱり力をヌいて楽しめるのは前(イカ自重 -- 名無しさん (2017-06-10 16 31 27) 商業版でお姉ちゃんと仲良く過ごしてる夕くんもいつか喰われるのだろうか -- 名無しさん (2017-06-19 16 05 01) ↑すでに喰われてるように思えるが(スキンシップ多可で -- 名無しさん (2017-08-25 23 20 00) 『姉なるもの』がオーディオドラマ、アニメ化された際のキャストは、夕くん:東山奈央さん、千夜お姉ちゃん:日笠陽子さん、夕くんのおじさん:島﨑信長さん、とかいかがでしょうか……? -- 名無しさん (2017-08-31 20 18 03) 同じシチュでも商業版と同人版であんなにも違いが出るとは・・・ -- 名無しさん (2017-12-06 10 52 48) 最近の商業版千夜姉さんはお姉さんというよりお母さんっぽい -- 名無しさん (2018-03-16 10 39 33) エロ同人がエロ無しで連載って他にあるんだろうか? -- 名無しさん (2018-03-16 15 49 51) 本日掲載第19話の最後の方、入院しているのってまさか… -- 名無しさん (2018-05-01 22 26 43) ウ=ス異本版にも陽さん出たりするのかな? -- 名無しさん (2018-07-30 19 24 34) 日本人はイカれてるよ。あいつら未来に生きてんな。 -- 名無しさん (2019-05-13 20 28 38) 理想のおねショタですね あと、夕くんの女装で新たな性癖に目覚めました -- 名無しさん (2019-07-09 20 43 25) フィギュア結構いっぱい出てるのね -- 名無しさん (2019-07-29 16 25 23) 不健全版も映像化してくれたらなー -- 名無しさん (2020-01-06 16 38 33) しかしティンダロスの猟犬はやっぱり擬人化したらヤンデレと化すのか -- 名無しさん (2020-01-06 17 45 16) 贅沢言わないから、陽ちゃんみたいな娘が働いている定食屋が近所に一軒欲しい…… -- 名無しさん (2020-01-29 21 41 05) 年1発刊だったけど、4巻の発売に1年半掛かったから打ち切られたかと思ってた…(連載追いかけない派 -- 名無しさん (2020-01-30 10 31 13) 「それは恐ろしいものだぞ」と諌められても「人 間 よ り は よ ほ ど マ シ」で返してしまう日本のヲタクの業の深さ -- 名無しさん (2020-03-13 16 39 38) お前も弟です(腹パン) -- 名無しさん (2020-04-21 08 40 26) 陽ちゃんの正体……ひょっとしてティンダロスの猟犬じゃなくて「黒い仔山羊」の方だったりする? -- 名無しさん (2020-06-29 18 46 51) なんか最近、夕くん×涼おじさんの組み合わせも案外悪くない気がしてきた…… -- 名無しさん (2021-02-27 21 06 56) 夕くんはテニプリのキャラと並べてネタにされそうな気がする。夕くんと同い年のはずの樺地を並べると千夜姉がバグる気がする -- 名無しさん (2021-03-28 23 52 59) そういや2020年にアニメやるはずだったのに結局何も音沙汰なく2021年になっちゃったな -- 名無しさん (2021-05-10 07 43 19) 去年はコロナ関係であっちこっちで予定が後ろにずれ込んでたし、その影響じゃないかな。たまに予定が立ち消える事もあるけど。 -- 名無しさん (2021-05-10 09 33 09) シュブ=ニグラス、願いの対価が精液、なら今精液を取れるだけ取って腹の中で片っ端から受精させて待機させて、気が遠くなる時間がたってから産む感じなのかな... -- 名無しさん (2021-12-17 06 07 19) おじさんはおねショタのショタが成長した姿だったのか… -- 名無しさん (2023-03-23 16 25 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cookie_kaisetu/pages/693.html
[部分編集] 通称 BOSS姉貴 [部分編集] 概要 HNS姉貴の友達。 [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い [部分編集] 主な持ちネタ
https://w.atwiki.jp/rito/pages/117.html
【検索用 わんのあね 登録タグ わ イラストなし】 ワンの姉とは、フレンズのキャラクターである。 概要 年齢 一人称 二人称 好きなもの 苦手なもの 立場など ワンの姉 誕生日 作成日 不明 登場作品 フレンズ 見た目 人物 技など 技など 内容
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2294.html
呼称:頑張る姉貴 人物 女性実況者。 単に「姉貴」とも呼ばれている。 猫を飼っており、時には戯れたり、時には実況の邪魔をされる。 視聴者も猫が登場するたびに興奮している。 弟がおり、たまに一緒に実況を撮っているなど仲が非常に良い。 弟のほうがゲームに関する知識が高いようで、弟と実況する際は、弟のほうが権力を発揮している。 実況の特徴 ロックマンを中心にゲームの実況プレイ動画をうpしている。 細かいことを考えずにごり押しでゲームを進めていくプレイスタイルから、『ごりおシスター』とも呼ばれている。 ロックマンの1UPアイテムを生首、敵キャラをちゅーた・こけこと呼ぶなど、独特のネーミングセンスには定評がある。 連射がものすごく早く初見の人は連射付きコントローラーかと思ってしまうほどである。 動画 『頑張る姉貴』動画 ハドソンの高橋名人と比べるとどっちが早いですか? -- 鰹のたたき (2010-08-04 17 37 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/886.html
147 人と妖の姉 sage New! 2009/10/16(金) 11 33 45 ID xG+yT8TI 太陽が真上に位置している正午。 都会から少し離れた山中に、久衣那姉弟は居た。 滝の流れ落ちる音。川のせせらぎ。小鳥の囀り。生い茂る緑の匂い。 ここは山中にある小さな湖がある広場。 綾架は湖沿いの大きな岩の上に座り、読書をしている。 服装は半袖のワイシャツに薄茶色のサマーセーターを上に着ており、 下は青のチェックが入ったミディスカートを穿いている。 スーツ姿とは違い、ラフなプライベートで着る服装だ。 そして綾斗は、広場の中心にある湖に佇んでいた。 上半身は服を着ておらず、下はジーンズの半ズボンを穿いている。 湖の水深は三十センチ程で、脹脛の上辺りの深さ。 綾斗は目を閉じ、右腕は脇を締めて後ろに引き、左腕は肘を曲げて前に出している。 左手は紅い光を纏っており、綾架に反して綾斗はラフな雰囲気とは思えない状況。 そんな彼の様子など気にも留めず、綾架は読書に耽る。 数分間このような状態が続き、変化は起こった。 「はあ!!」 綾斗がいきなり、水面に向かって光を纏う左拳を突き付けた。 バシャンと水飛沫を上げ、拳は無抵抗に湖に浸かる。 それ以上は何も起こらず、ただ滝の音がその場に響く。 その中に、綾架が本の頁を捲る音も混じる。 とてもシュールな光景かと思われた瞬間、突如綾斗の拳が浸かっている水面が震え始めた。 初めはプクプクと小さく泡立ち始めたのが、すぐにそれはボコボコと大きくなり出した。 そして、綾斗を中心とした湖の一点が――爆発した。 ダイナマイトを放り込んだのかと思う程の爆音と水飛沫を上げ、湖を波立たせる。 そんなことが起こっても、綾架は平然と読書をし続けている。 やがて水飛沫が晴れ、そこにはあれだけの爆発が起こったというのに、身体に全く傷一つ無い綾斗が立っていた。 「放つまでに霊力を溜める時間が四分十二秒一三。 送り込んで発破するまでが八秒七五。 威力は良いとして、総合的に見ればとても合格点とは言えないわね」 不意に読書をしていた綾架が、本から視線を反らさずに言い放った。 その言葉を聞いた綾斗は、肩をガックリと落とした。 148 人と妖の姉 sage New! 2009/10/16(金) 11 36 55 ID xG+yT8TI 「久衣那流拳脚術の奥義――拳に集めた霊力を敵に送り込み、その霊力を内部から爆発させる技。 本来なら霊力を溜めて放つまでに五秒だと言うのに、 その何十倍も掛かってしまうのでは会得出来てないと同義よ。 実戦じゃ敵は何分も時間を待ってくれない。せいぜい数秒が限界」 綾架は読書をしながら、淡々とした口調で喋る。 姉の厳しい指摘に、綾斗は大きな溜息を吐く。 二人は現在修行兼ピクニックでこの山に訪れていた。 綾斗は修行のつもりで、綾架はピクニックのつもりでいる。 修行を一旦中止し、湖から上がって来た綾斗は、大岩に座る姉を見上げる。 「でも初めてこの技をやった時に比べたら、随分時間も威力も上がったんだけどね~……」 「とは言え、実戦で使用出来る域まで全く届いていないことは事実でしょ?」 綾斗の見栄っ張りに言い返した綾架は、パタンと本を閉じ、軽やかに大岩から飛び降りた。 着地した際に、彼女が来ているミディスカートが大きく舞った。 「パンツ見えてんですけど……」 ボソリと呟く綾斗に、綾架は頬を少し紅くさせる。 「綾斗はそんなに私の下着が見たいの?」 「いえ結構です」 恥ずかしそうだがやや嬉しそうに訊く彼女に、綾斗は無表情で即答した。 彼の反応に、綾架はつまらなそうな顔になる。 二人がそうやって平和なやりとりをしていると、その平穏を破るかのように―― 銃声が鳴り響いた。 それは連続で三発響き、音の出所は近くであった。 木々で翼を休めていた鳥達は驚き、瞬時に飛び去る。 綾斗はその音に一瞬動揺するも、綾架は澄ました表情で右手を前に突き出していた。 その手の数センチ先には、三つの銃弾が青白い光に包まれて空中で止まっている。 「相変わらず嫌なタイミングで来て、随分な挨拶をするのね」 綾架は静かだが強い口調で喋ると、右手を下した。 それに釣られて、三発の銃弾も砂利に乾いた音を出して落ちた。 すると二人がいる湖の広場から少し離れた森の奥から、調子の良い声が聞こえてきた。 「いやはやそっちこそ~、隙だらけに見えるのに全く隙が無いのは相変わらずだよね~」 そんなことを言うと、声の主はその姿を現す。 黒いスーツを着た女性。 下は綾架が来ているスーツのそれとは違い、ロングスカートではなくズボンである。 金髪に染めたセミロングの髪と瞳を隠すサングラスは、太陽に反射して煌めいている。 年齢は綾架と同じ位であろうその女性の右手には、リボルバー式の拳銃が握られており、 その銃口からは灰色の煙が微かに流れていた。 149 人と妖の姉 sage New! 2009/10/16(金) 11 39 07 ID xG+yT8TI 「いや~悪気はなかったよ~? ただ退魔師である貴女が~、平和ボケしていないかど~かを見たかっただけだよ~。 それに仮に命中してても急所は外してたから、許して欲し~ね~」 へらへらと、気が抜ける口調で話す金髪の女性。 そう言いながら、右手に握っている拳銃をクルクルと器用に回し、 右太腿に巻き付けているホルスターに仕舞う。 「ビビった……夜凪さんかよ……」 彼女の姿を見た綾斗は、力が抜けたように砂利に座り込んだ。 「綾斗、玖梨子に「さん」を付ける必要は無いわ」 彼女を一直線に睨む綾架は、無表情で話す。 「いやいや~綾斗くん。年上に対して敬意を払うのは当然だよ~。 だから君の言葉遣いは何ら間違いない等無いよ~」 またへらへらと、金髪の女性は調子の良い口調。 彼女は夜凪 玖梨子(やなぎ くりこ)。 日本政府の裏機関・超常現象特別捜査隊の隊員である。 この機関は主に霊的なモノを調査・解決する機関であり、内容は退魔師と差ほど変わらない。 玖梨子自身も綾架や綾斗同様に、妖を退ける能力がある。 彼女と久衣那姉弟の関係は、簡単に言えば仕事の仲介役。 何故退魔師と同じ能力を持ち、日本政府と言う大きな後ろ盾を構えながら、 あくまで表向きだが民間人である綾架達に仕事を紹介するのか。 それは日本政府の後ろ盾が大きく関係している。 バックにこれ程のようなモノがあれば、返って大きな動きが出来ないのである。 彼女ら捜査隊が妖に関する事件に動いた時、 もし一般人に妖の事や日本政府が関係していることが明らかになっては、表の世界では混乱が生じる。 「何故こんな妖(モノ)が世の中に蔓延っているのに、政府は隠し続けていたのか」 「政府は今まで妖に殺害された人達の遺族や関係者に謝罪をするべきだ」 などと言う声が飛びかねない。 故に政府は民間人の退魔師に仕事を依頼し、報酬と引き換えに秘密裏に解決してもらっているのだ。 だが常にそんなことでは、政府お抱えの裏機関の存在意義が無くなってしまう。 上級の妖や、民間人の退魔師では解決出来ない事態が生じれば、機関も動きを見せる。 その分、解決した際の一般人に感づかれない為の証拠隠滅にも、 大きな手間と費用が掛かってしまうのだが。 150 人と妖の姉 sage New! 2009/10/16(金) 11 41 21 ID xG+yT8TI 綾架は胸元から一枚の御符を取り出し、いきなりそれを玖梨子に目掛け投げ放った。 弓矢のような鋭さで迫る御符を、玖梨子は即座に銃を抜き取って早撃ちの要領で撃ち落とした。 撃ち落とされた御符は勢いが無くなり、何も起こらずにヒラヒラと砂利に落ちる。 玖梨子は銃口の煙を息を吐いて掻き消すと、ニヤリと口元を歪める。 「な~んのつもりかね~? 久衣那嬢?」 「さっきのお返し。これでチャラでしょ」 冷たい表情の綾架は、何事も無かったかのように言い終えた。 この二人、共にあまり仲がよろしく無い。 綾架は実直真面目で必要以外のことはあまりしない主義だが、 玖梨子は面倒臭がりで必要以外どころか必要なことすらしないこともしばしばの道楽主義者。 所々対極な面があるこの二人は、今のように衝突することが度々ある。 その度に当事者の綾斗は冷や汗をかいているのだが。 「まあまあ二人共そこまでにして。それで今日は何の用ですか? 夜凪さん」 二人の間を割って入った綾斗は本題に入ろうと言い出す。 また玖梨子のことを「さん」付けで呼ぶ綾斗に、綾架は不満げな顔になるも黙ったまま。 玖梨子は今度は「ニヤリ」とではなく、ニッコリ」と笑った。 「うんうん。やっぱ綾斗君は話が早くて良~ね~」 感心したように話す彼女に、綾架は「さっさと話しなさい」と急かす。 「いや~こんな所で立ち話もど~かと思うしさ~。とりあえず久衣那家まで戻ろ~よ? あ、それとお茶とか茶菓子も出してくれたら嬉し~な~。いやホント~」 彼女のいつまでもへらへらとした態度と言い様に、 綾架は図々しい奴と心中で舌打ちし、 綾斗は本当にマイペースな人だなと溜息を吐いた。